大気環境の情報館

ベンゼン

分子式C6H6

最も簡単な芳香族炭化水素。

一種の臭気を持ち、芳香族化合物の母体として、各種の有機化合物の合成原料として用いられている。ガソリン中に存在し、排気ガスとして大気中に放出される。造血組織に毒性を示し、白血病を含む血液変化の原因物質である。(資料:井上「環境基本用語事典」オーム社)

ベンゼンの環境基準

人の健康を保護する上で維持することが望ましい基準として、1年平均値が0.003mg/m3以下であることとされている。(1mg=1000分の1g)

自動車燃料品質規制値

2000年1月以降、ガソリン中の含有量は1%(体積パーセント)以下に規制が強化されている。

関連リンク:

このページの先頭へ