大気環境の情報館

有害大気汚染物質

大気汚染防止法では、「継続的に摂取される場合には人の健康を損なうおそれのある物質で大気の汚染の原因となるもの」と定義されている。硫黄酸化物や粒子状の物質などのいわゆる古典的な大気汚染物質とは別で、低濃度の長期暴露で発ガンのおそれがあるものなどをさす。ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどが指定物質とされている。また、アクリロニトリル、塩化ビニルモノマーなどが優先取組物質として指定され、対策が講じられている。

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