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低排出ガス車認定制度

低公害車の普及促進に向けた社会環境づくりを推進するため、平成10年に環境庁(当時)が策定した「低公害車等排出ガス技術指針」(「低公害車」の項参照)を基に、自動車の排出ガス性能により低公害性を適切に評価・公表するものとして、国土交通省において創設された。

その後、中央環境審議会から「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」(第三次答申、平成10年12月)が提言され、ディーゼル車の新たな目標値が示されたことに伴い、低公害車等排出ガス技術指針策定調査検討会において重量車の技術指針値の見直し等について検討を進め、平成12年3月30日に「低公害車等排出ガス技術指針策定調査検討会第二次報告」を取りまとめた。

参照:

国土交通省では、自動車の排出ガス低減性能に対する一般消費者の関心と理解を深め、選択の便を図ることにより、排出ガス低減性能の高い自動車の普及に資するため、低排出ガス車の認定を実施している。

「低排出ガス認定制度」については、平成15年9月26日付けで改正を行い、平成17年排出ガス基準に対応した低排出ガス車の認定を行うこととなった。

以上の改正に伴い、今般、認定を受けた自動車に貼付する排出ガス低減レベルを識別するためのステッカーを以下のとおり新たに定めた。

なお、ステッカーのデザインは青空をイメージしたものとなっている。

排出ガス低減レベルを識別するためのステッカー
国内の自動車保有台数の推移
出典:国土交通省

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