ぜん息などの情報館

Q1-5 乳児ぜん息と学童期以降のぜん息は病気の性質が違いますか?

A1-5
乳児ぜん息でも学童期以降のぜん息でも、気道の炎症性疾患であることには変わりがないと考えられています。ただし、解剖学的、生理学的に異なることがいわれています。
すなわち、乳児は年長児に比べて気道の内径がせまく、肺弾性収縮力(肺が縮んだり伸びたりする力)が低下していること、平滑筋(気管支をとりまく筋肉)が少なく、一方、粘膜分泌腺(分泌物:タンの出るところ)が発達していて、気道の狭窄が生じやすいといわれています。
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