ぜん息などの情報館

Q2-3 ぜん息発作がひどくなると、どのような状態になるのでしょうか?

A2-3
ぜん息発作がひどくなると、気道が極端にせまくなり、空気中の酸素が十分吸えなくなり、肺の中の炭酸ガスをはき出すことができません。次のような状態になったら非常に危険で、救急車を依頼し、急いで病院を救急受診してください。
  • 苦しい状態なのに、急に呼吸音やぜん鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー)が弱くなる。呼吸が楽になって呼吸音やぜん鳴が軽くなった状態とは違い、窒息に近い状態である。
  • 唇だけでなく全身にチアノーゼ(青紫色)を認める。
  • 興奮状態になったり、逆に意識が落ちて眠りがちになったり、呼びかけに応えず、痛みに反応しなくなる。
  • 意識障害が進めば、尿や便を失禁する(漏らす)ようになる。
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