
ぜん息児に好ましいとされている運動は、運動誘発ぜん息を起こしにくい運動で、室内での水泳、ウォーキングなどが知られています。しかし、ぜん息児だからといってできない運動は基本的にはありません。
ただ、運動誘発ぜん息が起きて、少し息苦しくなってきたら無理せず、その場で呼吸を整えることが必要です。また、気温や湿度が低い場合も普段よりは運動誘発ぜん息が起きやすくなるため、注意してください。運動誘発ぜん息がよく起こるなら、主治医と相談し、長期管理薬による治療を強化してもらってください。このような点を考慮すれば、好きな運動を積極的に楽しむことができます。