ぜん息などの情報館

経口ステロイド薬

ステロイド薬は、現時点では、ぜん息治療薬として最も有効な抗炎症薬である。しかし、ステロイドの内服による全身投与は副作用も多い。経口ステロイド薬を長期管理薬として利用するのは、重症でほかの薬でコントロールできない場合に限って使用され、長期投与は、専門医の管理のもと、慎重に行われることが望ましい。経口ステロイド薬の副作用は、副腎機能低下や肥満、糖尿病の悪化、白内障、緑内障、高血圧、精神症状、骨粗しょう症、感染症にかかりやすくなる──などがある。

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