ぜん息などの情報館

β2刺激薬

気管支平滑筋にある交感神経のβ2受容体を刺激して、収縮していた平滑筋を弛緩させ、気管支を拡張する作用をもつ薬剤。短時間作用型でリリーバー(救急薬、発作治療薬)として使用されるものと、長時間作用型のコントローラー(長期管理薬)がある。かつてのβ2刺激薬は心臓・血管系にも作用するため、動悸、頻脈、などがよく見られたが、近年開発されたβ2刺激薬にはこのような副作用は少なくなった。

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