ぜん息などの情報館

ピークフロー

息を思い切り吸い込んで、一気にはき出したときの息の最大の速さ、いわば最大瞬間風速。ぜん息発作のとき、発作が重いほど息をはき出すのが困難になり、ピークフロー値は低下するので、発作の程度を客観的に知ることができる。
また、非発作時のピークフロー値は、成人ではぜん息が重症であるほど低値でぜん息重症度の目安になる。しかし、小児では重症でも正常範囲のことも多く、これだけではぜん息重症度の目安にならない。
ピークフローメーターで朝夕2回測定することにより、ぜん息の状態を正しく知り、治療や運動の目安を知ることができる。

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