ぜん息などの情報館

Q4-1 環境整備はなぜ必要ですか?

A4-1
ぜん息発作の予防には、気道の炎症を増悪させたり、気道狭窄を促す誘発因子を除去することが第一です。誘発因子としてはアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)、化学刺激物質、ウイルス感染などがあります。一般家庭における室内アレルゲンの主なものは、ダニ、カビ、ペットであり、刺激物質としては、暖房器具から発生する窒素酸化物、建材や家具から発生するホルムアルデヒドやたばこの煙などがあります。これらの家庭内アレルゲンや刺激物質の暴露をできるだけ減らすことが、ぜん息発作予防に何よりも大切で、予防には環境整備が不可欠なのです。
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