ぜん息などの情報館

Q1-4 気管支ぜん息は大人になっても続くのでしょうか?

A1-4

小児ぜん息は、約60~70%が思春期のころには全く発作の出ない状態(寛解:かんかいといいます)になるといわれています。しかし、大人になるまでに発作がずっと続き、持ち越してしまう人もいます。また、いったん全く発作の出ない状態になってぜん息は治ってしまったと思っていても、かぜを引いたり、女性の場合には妊娠や出産をきっかけとして、もう一度発作が起こるようになることが少なくありません。

再発してしまっても、自分がぜん息だと思いたくないために、なかなか医者にかからない患者さんが多いようです。一度こじらせてしまうと治療が長引いたり、その後、慢性のぜん息になったりしますので、最初の治療が大切です。

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