ぜん息などの情報館

Q4-2 ぜん息日記(誌)をなぜつけなければいけないのでしょうか?

A4-2

ぜん息日記(誌)を継続してつけるのは、第1に、毎日記録をつけることによって、ぜん息の状態を、月や年の単位でながめ、治療がうまくいっているか、治療を変える必要があるか、治療を変えた結果はどうか等を知ることができるからです。

第2に、ぜん息発作と季節や時間、治療、ぜん息以外の症状、天候、日常生活などとの関係を見て、あなたのぜん息発作の原因や悪化因子を知り、発作を減らし、予防することができるようになるからです。

第3に、旅行や転居などで、主治医以外の診察を受けたり、主治医を変えなければならないとき、より正確に、あなたのぜん息の状態を知ってもらい、適切な治療を受けることができるからです。

医師から処方された薬については、薬の名前(吸入薬、内服薬、その他の薬)を記載してください(吸入薬については、吸入回数も記載してください)。
主治医は、日記(誌)を見ることによって、あなたのぜん息の状態をより正確に知ることができ、あなたに最も合った治療方法を選ぶことができます。
あなたが最善のぜん息治療を受けるために、毎日のぜん息日記(誌)の記録は、絶対に欠かせません。

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