大気環境の情報館

さ行

最終エネルギー消費
 産業部門、民生部門、運輸部門などの各部門で実際に消費されたエネルギーの量を意味するもの。エネルギーは一般的に、産出されたままの形で使用される一次エネルギーと電力やガソリンのように加工・転換され使用される二次エネルギーに [...]

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サテライトオフィス
 本来勤めるべきヘッドオフィスに毎日通勤する代わりに、定期的あるいは不定期的に勤務する自宅近くに開設された小型のオフィス。サテライトオフィスに勤務することにより、自動車等の通勤の交通量を削減させることが可能と考えられ、自 [...]

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酸化性物質
 自身は酸素原子を過剰に持っていて、相手にその酸素を押し付ける性質を持っている物質。光化学オキシダントを構成するオゾン、パーオキシアセチルナイトレートなどもこの仲間である。

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ジクロロメタン
 有機塩素系溶剤の一種で、無色透明の液体。不燃性、難水溶性で金属・機械等の脱脂洗浄剤として広く使用されてきた。人の健康影響としては、急性影響では、吐き気、めまい、麻酔作用などが、また、長期暴露影響では中枢神経障害が指摘さ [...]

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自然史
 疫学で使用される専門用語で、医学的な措置を加えない状態で推移する疾病の経過というような意味合いを持つ。通常、その疾病にかかっていない時期(感受性期)があり、その後、何らかの理由で異常が発生するが臨床症状は無い時期(前臨 [...]

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自動車NOx・PM法
 自動車交通が集中し、自動車から排出されるNOx(窒素酸化物)による大気汚染の著しい東京、名古屋、大阪等の大都市地域においてディーゼル自動車(乗用車、トラック、バス、特殊自動車)に対する特別の排出ガス規制等を行い、二酸化 [...]

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自動車排出ガス規制
新たに生産される自動車一台ごとの排出ガス量に対する規制。  大気汚染防止法により自動車1台ごとの排出ガス量の許容限度が定められ、道路運送車両法に基づく保安基準により確保される仕組みがとられている。  なお、自動車は、自動 [...]

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自動車排出ガス測定局(自排局)
 都道府県知事等が、大気汚染防止法に基づき、大気汚染の状況を常時監視するために設置する測定局のうち、道路周辺に配置されたもの。二酸化硫黄、二酸化窒素、光化学オキシダント、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、非メタン炭化水素などに [...]

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車種規制
 自動車NOx・PM法の特定地域内に使用の本拠を有する特定のトラック、バス等からの自動車排出ガスに関して特別の排出基準(特定自動車排出基準)を定め、これに適合しないものは車検証が不交付となる規制。  自動車NOx・PM法 [...]

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シャトルバス
 近距離を往復運行するバス。シャトルバスの運行による公共交通機関を充実することにより、自動車利用の抑制、交通量の削減などが可能となる。 関連用語: 交通需要マネージメント(TDM)

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車両総重量
 定員が乗車し、最大積載量の荷物を積んだ状態での車両全体の重量のこと。道路運送車両法では、「車両重量」、「最大積載量」及び「55kgに乗車定員を乗じて得た重量」をすべて加えたものであり、車検証に記載されている。 関連用語 [...]

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集塵装置
 工場の煙突等から排出される粒子状物質を除去する装置は、種々のものが開発され普及されている。簡単な装置としては、重力集じん、遠心力集じん、洗浄集じんなどがあり、処理性能のよい施設として、ろ過集じん(バグフィルター:廃棄物 [...]

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重油脱硫
 重油中の硫黄分を取り除く技術。水素化脱硫法が広く用いられている。この方式では、重油を高温高圧に加熱したのち水素を添加して、反応器の中で触媒の存在下で水素化分解反応を起こさせ、硫黄分を硫化水素の形でとりだす(直接脱硫方式 [...]

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新長期規制(新長期目標)
 平成10年12月に中央環境審議会から出された「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第三次答申)」において、ディーゼル自動車について、窒素酸化物及び粒子状物質に重点を置いて排出ガス規制を2段階で強化(新短期目標 [...]

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人流対策
 乗用車の利用から鉄道やバス等の利用へ人の流れをシフトさせ、乗用車等の走行量を少なくする対策。具体的な手段としては、パーク・アンド・ライドなどがある。 関連用語: 交通需要マネージメント(TDM) パーク・アンド・ライド

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森林原則声明
 1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)で採択された文書のひとつで、15項目からなる森林問題に関する最初の世界的合意。当初は熱帯林保全のための国際条約を目指していたが、開発途上 [...]

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生物多様性条約
 生物の多様性を「生態系」、「種」、「遺伝子」の3つのレベルで捉え、生物多様性の保全、その構成要素の持続可能な利用、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正な配分を目的とする国際条約。1992年にリオデジャネイロで開催された国 [...]

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全量固定価格買取制度
 再生可能エネルギー源(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)を用いて発電された電気について、国が定める一定の期間・価格で電気事業者が買い取ることを義務付けている制度。2010年閣議決定の「地球温暖化対策基本法案」の第1 [...]

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総量規制
 工場・事業場が集合し大気汚染や水質汚濁が進んでいる地域で、濃度規制や発生施設ごとの排出規制では環境基準の確保が困難である場合に、地域全体の排出総量を削減していく規制方法。まず、地域を指定し、総量削減の計画を作って、その [...]

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粗有症率
 有症率とは、ある集団の中でその症状が出た人の割合を示す指標。「粗」とは、集団間の比較のため他の要因(例えば年齢構成など)の違いを補正する計算をせず、とりあえずそのまま単純に計算したものというような意味。

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