ぜん息などの情報館

Q2-1 乳児ぜん息が発病する原因としてはどんなものがありますか?

A2-1
呼吸器感染は、ぜん息増悪の誘因となる場合と発症への関与も言われています。RSウイルス、ライノウイルスなどに罹患(りかん)した後に発症することが多く、ウイルス感染により気管支の上皮細胞の損傷と気道炎症が起こり、その結果発症すると言われています。
そのほかに環境因子としてダニ、ペットなどの吸入性アレルゲンアレルギーの原因となる物質:ダニ、ペットなど)、周りの人の喫煙による受動喫煙、食物アレルゲンなどが発症因子として重要と思われます。
2歳以下の小児においては、特に母親が喫煙者の場合、ぜん息発症のリスクが高いことが認められています。
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