災害時には症状を悪化させる危険因子が増えて発作が起こりやすくなります。気管支拡張薬、長期管理薬、処方内容の記録などを避難時に持ち出せるように、事前に準備しておきましょう。
災害時には医療機関も被害をうけ、薬や医療器具だけでなく、これまでの治療内容を記載したカルテの情報も失うことが考えられます。派遣された医療チームに治療歴や病状について説明できるようメモを作ったり、緊急避難用に予備の薬やお薬手帳の控えを入れるなど日頃から災害に備えておくことが大切です。
災害時には環境の悪化により発作が起きやすくなります。 可能な限り長期管理薬を続けましょう。
災害時にはアレルゲンや刺激物質などが増え、環境はとても悪化します。 それらを吸い込まない工夫をしましょう。
災害時は環境の悪化と心理的ストレスなどから発作が起こりやすい環境にありますし、強いぜん息発作は命に関わることもあります。 悪化因子への対策や発作のときの対応や救急受診など周囲の協力が不可欠です。
“災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット” (日本小児アレルギー学会のホームページよりダウンロード可能)を活用しましょう。
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