WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

小児ぜん息 その他アレルギーすこやかライフNo.44 2014年10月発行

ERCAレポート

ぜん息・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎をもつ子どもたちへできること アレルギー疾患の知識だけでなく実践的なスキルも学ぶ

2014年6月29日、環境再生保全機構は、市民公開講座「社会の中のアレルギー」を、第31回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会との共催により、名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)で開催しました。

「ぜん息・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎をもつ子どもたちへできること」という講座のサブタイトルどおり、当日はこれら3つのアレルギー疾患について、専門医による講演と関連する実習が行われました。今回はその様子をレポートします。

市民公開講座「社会の中のアレルギー」の受講の様子

講演で知識を得て実習でスキルを習得

除去食のレシピを参加者に説明する講師の先生

環境再生保全機構では、アレルギー疾患に関連する学会との共催により、「市民公開講座」を各地で開催しています。

市民の方、特にアレルギー児をもつ保護者、学校・園などの教育関係者の方々に対し、「専門医によるぜん息などのアレルギー疾患についての正しい知識」と「専門医との交流の機会」を提供することを目的としています。

今回の講座は、第31回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会との共催で、環境省、愛知県、名古屋市、愛知県教育委員会、愛知県医師会、名古屋市医師会の後援も得て、開催されました。

当日は午後1時から4時20分までの間に、専門医によるぜん息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーに関する3つの講演が行われるとともに、専門医、地域の小児アレルギーエデュケーター、管理栄養士による4つの実習が行われました。

会場内を回って、エピペン®の打ち方を指導する小児アレルギーエデュケーター

参加者の方々は、講演でそれぞれのアレルギー疾患に関する知識を得るとともに、実習では、吸入薬の正しい使い方、スキンケアの方法や薬の塗り方、エピペン®の正しい打ち方、除去食のレシピなど、日常生活での工夫や緊急時の対応など実践的なスキルを身につけるため、熱心に聞き入っていました。

今回は、ぜん息の講演と、食物アレルギーに関する実習2つを紹介します。

より詳しくは、次のメニューからご覧ください

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