大気環境の情報館

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アイドリング・ストップ
 駐停車時におけるエンジンのかけっぱなし(アイドリング)をやめること。駐停車時にアイドリングをやめることにより、大気汚染、地球温暖化の防止につながる。例えば、大型トラックが毎日1時間アイドリング・ストップを実行すると、1 [...]

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相乗り
 都市部における交通流対策の一つである。同一方向に向かう自動車利用者同士で相乗りを行い、1人乗りによる自動車通勤を削減し、乗車効率を高めることによって自動車交通量を削減する方法。 関連用語: 交通需要マネージメント(TD [...]

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アクリロニトリル
 分子式C3H3Nの可燃性の液体である。主な用途としてはアクリル系合成繊維、NBR樹脂(合成ゴム)、AS樹脂、ABS樹脂、合成糊、塗料等である。人の健康影響としては、急性影響では、頭痛、脱力感、悪心、中枢神経系の麻痺など [...]

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アジェンダ21
 1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)で採択された文書のひとつで、21世紀に向けて持続可能な開発を実現するための具体的な行動計画。 社会的/経済的側面、開発資源の保全と管理、 [...]

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足尾銅山鉱毒事件
 明治時代に起こった足尾銅山による公害事件。足尾銅山は、明治10年の古河市兵衛への経営移管により生産技術の近代化が進み、銅の生産量が急伸し日本最大の銅山になった。これに伴い、渡良瀬川の洪水とあいまって鉱滓が流出し下流の農 [...]

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アスベスト(石綿)
 アスベスト(石綿)は、天然にできた鉱物繊維で「せきめん」「いしわた」とも呼ばれている。石綿は蛇紋石族と角閃石族に大別され、クリソタイル(白石綿)、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、アンソフィライト石綿、ト [...]

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ATIS(アティス:Advanced Traffic Information Service)
 渋滞状況や所要時間などリアルタイムの道路情報を24時間提供するサービス。警視庁及び道府県警察本部などの交通管理者や、日本道路公団、首都高速道路公団などの道路管理者から「日本道路交通情報センター」に寄せられた交通情報をA [...]

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アルデヒド
 アルデヒド基(-CHO)をもった有機化合物の総称。HCHO(ホルムアルデヒド)、CH3CHO(アセトアルデヒド)などがある。一般的な特徴としては、不安定で反応しやすいこと、炭素数の少ないアルデヒドは刺激性があること、多 [...]

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EST(環境に配慮した持続可能な交通体系)
 Environmentally Sustainable Transport:環境に配慮した持続可能な交通体系 の略。  30年から40年先をにらんで、環境負荷が小さい交通体系を目指すものであり、国際的な流れとしては、1 [...]

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E10ガソリン
 ガソリンにエタノール(エチルアルコール)を容積比で10%混ぜた燃料。エタノール混合ガソリン、エタノール10%混合ガソリンなどとも呼ばれる。植物から製造したバイオマスエタノールを使用すれば、地球温暖化対策になるということ [...]

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硫黄酸化物
 硫黄(S)と酸素(O)が化合した物質の総称で、一酸化硫黄(SO)、二酸化硫黄(SO2)、三酸化硫黄(SO3)、三酸化二硫黄(S2O3)などがある。俗称でソックス(SOx)と呼ばれることもある。硫黄酸化物は水と反応して強 [...]

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イタイイタイ病
 富山県神通川流域で多発した水質汚染による公害のひとつであり、腎障害と骨軟化症が特徴。長い間原因不明とされていたが、1968年の厚生省見解では、「カドミウムの慢性中毒によりまず腎臓障害を生じ、次いで骨軟化症をきたし、これ [...]

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一次エネルギー
 自然界に存在するままの形で(加工することなく)エネルギー源として使用されるものをいう。石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料、原子力の燃料であるウラン、水力・太陽・地熱などの自然エネルギーがこれに当たる。原油換算(万トン、 [...]

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一次生成粒子
 煙突、自動車の排気管、粉じん発生施設などの排出源から、粒子の形で大気中に放出されたものをさして呼ぶ。

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一般環境大気測定局
 都道府県知事等が、大気汚染防止法に基づき、大気の汚染の状況を常時監視するために設置する測定局のうち、住宅地等の一般的な生活空間における大気の汚染の状況を把握するため設置されたもの。二酸化硫黄、二酸化窒素、光化学オキシダ [...]

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インベントリ
 英語のもとの意味は「目録」。しかし、いくつかの専門分野で特定の内容を指す用語として用いられている。たとえば生物学では、地域に生存する動植物の種類、個体数、分布図などの情報をさす。大気汚染対策の分野では、詳細な物質別、排 [...]

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上乗せ排出基準
 大気汚染防止法、水質汚濁防止法では、国が全国一律の排出基準、排水基準を定めているが、都道府県は、自然的・社会的条件から見て不十分であれば条例でより厳しい基準を定めることが出来ることとなっている。これを上乗せ規制と呼び、 [...]

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疫学調査
 英語ではEpidemiology。特定の集団を対象として、病気の原因を統計的に調べる手法。イギリスで発展した。

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エコドライブ
 一般には、自動車の排気ガスを減らすため、環境に配慮して自動車を利用することであるとされている。平成15年度に、警察庁、経済産業省、国土交通省及び環境省を関係省庁とする「エコドライブ普及連絡会」が設置され、「エコドライブ [...]

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LPガス車(自動車)
 LPガス(Liquefied Petroleum Gus :液化石油ガス、主成分はブタン、プロパン)プロパンガスを燃料とする自動車。主としてタクシーで用いられている。 世界のLPG自動車保有台数 出典:日本LPガス協会 [...]

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塩化ビニルモノマー
 分子式CH2=CHCl、常温では無色の気体である。ポリ塩化ビニル樹脂の原料となる。日本では環境への排出量の90%以上が大気中となっている。IARC(国際がん研究機関)は、「ヒトに対して発がん性がある(クラス1)」と評価 [...]

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汚染者負担の原則
 環境汚染防止のコスト(費用)は汚染者が支払うべきであるとの考え。PPP(Polluter Pays Principle)ともいわれる。1972年に経済協力開発機構(OECD)の環境委員会において、環境政策の指導原則とし [...]

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オゾン
 分子式O3。特有な臭いのある微青色の気体であり、酸化力が強く、目や呼吸器を冒し有毒である。殺菌、消毒、漂白などに使用され、光化学スモッグの原因物質の一つである。大気中では、工場の煙や自動車の排気ガスなどに含まれている窒 [...]

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オパシメータ
 ディーゼル自動車の排気ガス中の粒子状物質を測定する機器。排気管から採取した排出ガスに光を透過させ、その透過率から汚染度を求めている。平成19年から、自動車の車検(継続検査)の際に、それまで使用されていた黒煙測定器に替え [...]

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