ぜん息などの情報館

【実践編】自宅での酸素療法

酸素機器設置のポイント

酸素濃縮機器の周囲は15cm以上あける

ポイント1

酸素濃縮機器の周囲は15cm 以上あけ、機器内部の温度が上昇するのを防ぎます。


液体酸素の親機は設置場所の耐荷重などを考慮

ポイント2

液体酸素の親機は大きく重いので、設置場所の耐荷重などを考慮します。


これはダメ 高温、直射日光、水気・湿気、火気

ポイント3

風通しの良い涼しい場所に置いてください。


延長チューブは15~20m位まで

ポイント4

延長チューブは15~20mくらいまでであれば、流量および酸素濃度への影響はありません。


ワンポイント・アドバイス

  • 階段や廊下の手すりにSフックなどを取りつけ、酸素の延長チューブを這わせます。
    (チューブに引っかかって転倒するのを防ぎます。)

在宅酸素療法の実施のポイント

酸素吸入量は指示された流量を守りましょう。

ポイント1

酸素吸入量は指示された流量を守りましょう。


指示された流量を超えざるを得ない場合は、医師と相談してください。

ポイント2

指示された流量を超えざるを得ない場合は、医師と相談してください。
(自己判断での変更は危険です。)


停電などの災害時には酸素ボンベに切り替えて下さい。

ポイント3

酸素濃縮器を使用している場合、停電などの災害時には酸素ボンベに切り替えてください。


緊急時の連絡先をすぐわかる所に置いておきましょう。

ポイント4

緊急時の連絡先(病院・訪問看護ステーション・HOT 事業者など)をすぐわかるところに置いておきましょう。


ワンポイント・アドバイス

  • 鼻カニュラを長時間使用する場合は、耳の後ろが痛くなることがあります。その場合はガーゼなどのやわらかいものを巻いて使用します。
  • 鼻カニュラは古くなると硬くなるので適宜交換します。

目次

このページの先頭へ