WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

COPDすこやかライフNo.50 2017年10月発行

現場レポート

ノルディック・ウォーキングを活用した呼吸リハビリテーション COPD患者さんの身体活動性を改善(吹田市民病院の取り組み)

高齢者のレクリエーションスポーツとして普及が進むノルディック・ウォーキング。近年は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)をはじめとする各種疾患に対する医学的効果が明らかになり、リハビリテーションに取り入れられています。

今回は、呼吸リハビリテーションでノルディック・ウォーキングを活用している吹田市民病院の取り組みを紹介します。

より詳しくは、次のメニューからご覧ください

お話をうかがった先生

地方独立行政法人 市立吹田市民病院 呼吸器・アレルギー内科部長 辻文生(つじ・ふみお)先生

辻文生先生

プロフィール

1996年東京慈恵会医科大学卒業。国立相模原病院呼吸器アレルギー内科、近畿大学医学部呼吸器アレルギー内科を経て2008年から現職。2016年には第5回日本ノルディック・ウォーク学会学術大会大会長を務める。資格は日本内科学会、日本呼吸器学会、日本アレルギー学会アレルギー専門医・指導医含め、介護支援専門員や認知症サポート医など多数。2013年には「肺機能測定に参加した人数世界一」でギネス世界記録をとるなど斬新な活動で注目を集めている。

読者へのメッセージ

ポールを持って歩くことに対し、「杖みたいで嫌」「恥ずかしい」という方でも、いざやってみると「外出の機会が増えた」「転倒への不安が減り、散歩が日課になった」「付き添いなしで通院できるようになった」などとおっしゃいます。手軽にでき、安全で、通常歩行より運動効果が高いノルディック・ウォーキングを、COPD患者さんやご高齢の方に限らず、広く読者の皆さんにお勧めします。

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