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環境(かんきょう)庁の発足と石油危機以降の大気汚染(おせん)対策(たいさく)
環境(かんきょう)庁の発足と石油危機以降の大気汚染(おせん)対策(たいさく)
年表
1970年~1984年までのできごと
1970年 光化学スモッグの多発
1971年 環境庁(かんきょうちょう)の発足
1973年 日本版マスキー法(自動車排出(はいしゅつ)ガス規制)の実現
1981年
ちっ素酸化物(NOx)
総量 規制の導入
知っておきたいキーワード
光化学スモッグ
自動車や工場の排出(はいしゅつ)ガスにふくまれるちっ素酸化物や炭化水素などは、太陽の紫外線(しがいせん)で化学反応をおこし「
光化学オキシダント
」という物質になります。空気中に光化学オキシダントが増えると、白くモヤがかかったようになります。この状態を「光化学スモッグ」とよんでいます。風が弱く、気温が高く、日差しが強い日に発生しやすく、人の目をチカチカさせたり、のどに痛(いた)みをおこさせたりします。
環境(かんきょう)庁
公害などの環境(かんきょう)問題に対応するために、1971年につくられた行政機関のこと。環境(かんきょう)庁ができたことで、これまで各省庁(しょうちょう)で行われていた公害対策(たいさく)を一本化して行うことができるようになりましたが、規制以外の業務は、自然公園における事業を除(のぞ)いて関係省庁(しょうちょう)に残されました。
汚染(おせん)者負担(ふたん)の原則
環境(かんきょう)汚染(おせん)を防ぐための費用は、汚染(おせん)した側がしはらうべきであるという考え方。
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