
お医者さんに行く時は、おうちの人といっしょに、今の自分の状態をまとめておいて、正しく伝えよう。
夜ねている時、明け方、はしゃいだり運動している時、発作が出る時の天気
(雨がふるまえ、台風がくる時)
せきが続く、ゼーゼー(ゼロゼロ)、ヒューヒューという音がする、呼吸ができない
苦しいけれどふつうに話せる、歩くと苦しい、苦しくて横になれない
毎日、1週間に1回以上出る、1ヵ月に1回
お医者さんに言われたとおり、きちんと吸入したり、飲んだりしているか
運動会や記録会で発作が起きないようにするにはどうすればいいか。校外活動でキャンプファイヤーに参加する時、どうすればいいか。そんな時はお医者さんに話してみよう。あらかじめ薬を増やしたりしてくれるよ。
言いにくいことこそ、思い切って話してみるといい。たとえば毎日の吸入がめんどうでやめたくなったら、きみにあった別の吸入器に変えてくれるかもしれない。
お医者さんは、発作が起きないための解決法をたくさん知っている。どんどん相談してみるといいよ。
下のようなかかり方をすると、ちりょうがうまくいかないだけじゃなく、かえって悪くなってしまうこともある。
こんなかかり方は絶対にしないこと!
薬を飲んだり吸入するのをさぼっていることをかくすと、お医者さんは正しい判断ができなくなってしまう。薬をさぼっていた時は正直に話そう。
ぜんそくのちりょう法や薬は、お医者さんが、きみのことを長い間観察しながら決めるもの。たまに行ったり、おうちの人が行くのでは、お医者さんは正しい判断ができない。
正直に症状を言うと、運動会や校外活動に参加することを禁止される時もある。でも、それはぜんそくを治すために仕方のないこと。うそをついて、今の症状よりも良く言ったりすることは、絶対にだめだよ。
毎日、吸入したり、薬を飲んだりするのはめんどうくさい。
でもわすれると、おうちの人にうるさく言われてしまう……。
どうしたら、薬を吸入したり飲んだりするのをわすれないようになるのかな?
自分でできること、おうちの人に協力してもらうことを考えてみよう。
たとえば……
薬はいつも決まった場所に置いておく
薬を吸入したり、飲む時間を決めておく
薬を飲んだら、カレンダーにまるをつける、シールをはる
お医者さんに自分のぜんそくの状態をきちんと伝えないと、ちりょうはうまく進まない。
ここではお医者さんにうまく伝えるひけつを覚えよう。