
すこやかライフNo.48 2016年9月発行
現場レポート:熊本地震の教訓から学ぶアレルギー児の災害対策
熊本地震では、SNSを通じた被災者自身による情報発信・共有も活発に行われました。新しい形の「共助」といえますが、誤った情報や古い情報が拡散するなど、弊害も多かったそうです。ラインやツイッター、フェイスブック等で情報発信する際は、日付を明記する、「明日」「明後日」など曖昧な表記はしないことが大事です。
前出・木櫛さんは、「精度の高い情報を得るには、普段からのネットワークが頼りになります」といいます。透析医療では患者会主導で安否確認ができ、特殊食等の物資の依頼、調達を含め、効率 よく物資が届けられるよう工夫したとのこと。アレルギー児の保護者同士のつながりをつくっておくことも、重要な災害対策でしょう。
公助には限界があることを認識したうえで、普段から自助と共助に向けた取り組みを怠らないことが大事といえそうです。
災害時、専門医が子どものアレルギー性疾患全般に関連する悩み等について、メールで相談に応じる災害時のこどものアレルギーに関する相談窓口(日本小児アレルギー学会)も、活用しましょう。
メールアドレス:sup_jasp@jspaci.jp