用紙申告の手続

用紙申告の手続

■申告書の書き方

  1. (1)汚染負荷量賦課金の計算
  2. (2)汚染負荷量賦課金の期別納付額内訳
  3. (3)過去分のSOx累積換算量の算定

記入上の注意

申告書は、記載例(PDF、5,672KB)及び申告書(事業者用)裏面を参照しながら、ご記入ください。なお、申告書は4枚1組の複写式となっておりますので、黒のボールペンではっきりご記入ください。

(1)汚染負荷量賦課金の計算

申告書「⑤汚染負荷量賦課金の計算」は、算定基礎期間(1982(昭和57)年から1986(昭和61)年まで)における硫黄酸化物(以下「SOx」という。)の累積換算量に過去分賦課料率を乗じた過去分汚染負荷量賦課金額と、前年の1月1日から12月31日までのSOx排出量に現在分賦課料率を乗じた現在分汚染負荷量賦課金額をそれぞれ算出し、合計します。

(イ)硫黄酸化物排出量

上欄の「過去分」の「累積換算量(立方メートルノーマル/算定基礎期間)」は、あらかじめプリントしてあります。

下欄の「現在分」の「前年の排出量(立方メートルノーマル/年)」は、大気汚染防止法上に定めるばい煙発生施設から排出したものに限らず、同一工場・事業場におけるすべての施設等から排出されたSOx排出量の総量を記入してください。

なお、1m3N未満の端数が生じるときは、これを切り捨ててください。

算定様式A(1枚目) 12. 7m3
算定様式A(2枚目) 23. 4m3
算定様式C(1枚目) 34. 5m3
合計 70. 6m3
→70m3Nを申告書に記載

(ロ)単位排出量当たり賦課金(円/立方メートルノーマル)

上欄の「過去分」欄は、全国一律で定められています。

下欄の「現在分」欄は、地域ごとに定められていますので、「汚染負荷量賦課金の賦課料率」で確認の上、該当する番号に○を付してください。

(ハ)汚染負荷量賦課金額 (=イ×ロ)

欄中の上欄の過去分汚染負荷量賦課金額若しくは中欄の現在分汚染負荷量賦課金額に1円未満の端数が生じるとき、又は合計額に100円未満の端数が生じるときはこれらを切り捨ててください。

過去分汚染負荷量賦課金額(1円未満は切捨て
= 1982(昭和57)年から1986(昭和61)年までのSOx累積換算量 × 過去分賦課料率
現在分汚染負荷量賦課金額(1円未満は切捨て
= 前年の1月1日から12月31日までのSOx排出量 × 現在分賦課料率
汚染負荷量賦課金額(100円未満は切捨て
= 過去分汚染負荷量賦課金額 + 現在分汚染負荷量賦課金額

(2)汚染負荷量賦課金の期別納付額内訳

a. 延納を申請する場合

汚染負荷量賦課金額が30万円以上である納付義務者は、4期に分けて延納することができます。延納する場合は、申告書「⑥延納の申請」の(イ)に○を付し、「⑦汚染負荷量賦課金の期別納付額内訳」の「(イ)全期又は第1期(初期)」、「(ロ)第2期」、「(ハ)第3期」及び「(ニ)第4期」の欄に⑤の「(ハ)=(イ)×(ロ)汚染負荷量賦課金額」の合計欄に記入した金額の1/4ずつを記入してください。

なお、100円未満の端数が生じた場合は、第1期から第4期までの100円未満の金額をすべて第1期の金額に合算してください。

〔例〕汚染負荷量賦課金額が3,922,700円の場合

3,922,700円 × 1/4 = 980,675円

第1期分については、980,600 + 75(100円未満の端数)× 4(4期分)= 980,900円

第2期分以降については、980,600円となります。

b. 延納を申請しない場合

「⑥延納の申請」の(ロ)に○を付し、「⑤(ハ)=(イ)×(ロ)汚染負荷量賦課金額」の合計欄に記入した金額と同額を「⑦汚染負荷量賦課金の期別納付額内訳」の「(イ)全期又は第1期(初期)」の欄に記入してください。

(3)過去分のSOx累積換算量の算定

施行令第31条第32条 別ウィンドウ)

算定基礎期間(1982(昭和57)年から1986(昭和61)年まで)におけるSOxの各年間排出量、つまり、1983(昭和58)年度から1987(昭和62)年度までの各年度申告SOx量に、各年の換算係数をそれぞれ乗じて合計し、5年分の累積換算量として算定してあります。

なお、過去分SOx累積換算量は、申告書の「⑤(イ)硫黄酸化物排出量」の過去分欄にプリントしてあります。

■前年のSOx排出量の算定方法

■マニュアル類ダウンロード

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