地球環境基金では、2023 年に基金創設30 周年を迎えたことを機に、さまざまな社会的状況の変化を踏まえ、新たな助成方針を打ち出しました。この方針に従って助成メニューの見直しを行い、2025 年度からは新たな助成メニューでの助成事業を開始します。また、この新たな助成方針及び助成メニューに沿った形で、評価制度の改定も行い、2025 年度から開始される助成活動に対しては、新たな制度を適用します。
このため、2025年度より地球環境基金の助成を受ける活動に対しては、新たな評価制度によって評価を行うものとします。
助成活動の評価は、①活動の質の改善による助成活動の成果の向上、②説明責任の確保を目的として実施しています。具体的には、①事前目標共有、②中間コンサルテーション、③事後評価(自己評価、書面評価)を実施します。また、必要に応じて実地調査を行うこともあります。
評価視点、評価手順等を記した評価要領は、下記に掲載していますのでご参照ください。
目標を達成する手段としての助成活動の妥当性
地球環境基金の助成方針との整合性の有無
活動の実施によるアウトカム目標及びアウトプット目標の達成度あるいは達成見込み、および受益者に便益がもたらされているか
助成活動のアウトプット目標達成のために投入した資源活用の効率性
活動の結果生じた、あるいは生じると期待されるアウトカムの発現とそのインパクトの度合い(直接的・間接的、予測された・予測されなかった効果を含む)
助成期間終了後の助成活動と、助成活動の実施により生じた効果の持続発展性の度合い