すこやかライフNo.45 2015年3月発行
現場レポート:COPDの症状を少しでも和らげ在宅の重症患者さんの暮らしを「つくる」
同クリニックの訪問呼吸リハビリ対象者のデータから、軽負荷の運動とコンディショニング中心の呼吸リハビリでも、継続することで、ADL(日常生活動作)を維持できることがわかっています(下図参照)。
「重症の患者さんの症状を少しでも和らげて、患者さんの日々の暮らしを“つくって”いくのが、私たち、訪問呼吸リハビリの仕事です」と、中田さんは語ります。
今や新たな国民病となりつつあるCOPDですが、予防と同時に、重症化してしまった患者さんに対するきめの細かいサポートが、今後ますます求められそうです。