
すこやかライフNo.46 2015年9月発行
トピックス:加工食品のアレルギー表示が変わりました
アレルギー物質(以下、アレルゲン)を含む原材料一つひとつの後に(○○を含む)と表示する「個別表示」が原則です。ただし、表示欄が小さいなど理由がある場合は、原材料名欄の最後にまとめて(一部に○○・△△を含む)と、含まれているアレルゲンのすべてが表示されることもあります(一括表示)。この場合、どの原材料にどのアレルゲンが含まれているか、確認することができません。
これまで一括表示の場合は、原材料名欄に特定原材料そのものが含まれているときには、一括表示には記載しなくてよい、という決まりがありました(下図A参照)。
しかし、今回の改正で一括表示には含まれているすべてのアレルゲンを表示することになりました(下図B参照)。
また、原材料欄と添加物の欄が分かれている場合は、それぞれの欄の最後に表示されるようになっています(下図C参照)。
個別表示の場合、2回以上繰り返し出てくるアレルゲンは、表示を省略することが可能です。この場合、アレルゲンが含まれている原材料が複数あっても、確認することができません。