WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

小児ぜん息 成人ぜん息 その他のアレルギートピックス:加工食品のアレルギー表示が変わりました

アレルギー表示の対象は27品目

今年4月に施行された食品表示法ではこれまでと同様に、食物アレルギー症状を引き起こすことが明らかである食品のうち、とくに発症者数や症状の重症度が高く、表示する必要性の高い食品7品目を「特定原材料」として定め、表示を義務づけています。また、20品目を「特定原材料に準ずるもの」として、可能な限り表示するよう推奨しています(下記表1参照)。

消費者庁は継続してアレルギー表示対象品目の調査、研究を進めており、今後も特定原材料等について、見直していく予定です。

(表1)加工食品のアレルギー表示対象品目
表示の義務があるもの
特定原材料7品目
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
表示が推奨されているもの
特定原材料に準ずるもの20品目
(注:義務ではないため、含まれていても表示されないことがあります。)
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、 牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
  1. (注)すこやかライフ42号医療トピックスで「食品表示の見方」を紹介しました。今回ご紹介するとおり、一部変更されたルールがありますが、「表示の読み方のテクニック」「ひやりはっと事例」など、参考にしてください。

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