作戦1 調べてみよう！

「ドクター、ぜんそくの子ってたくさんいるのかな？」

「そうだね、20人に1人から2人くらいはいるといわれているよ。」

「そうそう。しろうくんだけじゃないんだよ。」

「しかも、今、ぜんそくの小学生は増えているんだ。
しろうくんだけでなく、多くの子どもたちがぜんそくと戦っているんだ。」

「そうなんだ。みんな、ちゃんとちりょうを受けているのかなあ。ぼくはよく発作が出ちゃうんだよね。」

「ぜんそくは何も知らないで放っておくと、大変なことになってしまう病気なんだよ。
じつは、１年間に2,000人もの人がぜんそくでなくなっているんだ！」

「ええっ、そうなの？　ぼくはぜんそくのこと、何も知らないよ…。」

「だいじょうぶ。ぼくも最初は何もわからなかったけど、
ぜんそくのことをちゃんと知ってちりょうを続けたら、発作も出なくなって、サッカー部のレギュラー選手に選ばれたよ。」

「そうなんだ！ ぼくもぜんそくのことを知りたいな。まずは何をすればいい？」

「よし。おうちの人任せじゃなく、自分でぜんそくをコントロールできるように、まずはでぜんそくのことを調べよう。」