
すこやかライフNo.48 2016年9月発行
特集:上手なサポートで薬嫌いを克服しよう
子どもが薬を嫌がるとき、「わがままを言っているだけ」「面倒がって」と決めつけて、無理やり飲ませたり、吸入させたりしていませんか?薬を無理やり飲ませることで、子どもは『いやいやスパイラル』にはまり込んでしまうことがあります(下図参照)。
しかも、「ふだんはやさしいお母さんが、病気になると怖くなる。だから薬が嫌い」という意識を子どもに植え付けてしまうことになりかねません。この『いやいやスパイラル』にはまり込むことのないよう、子どもが薬を嫌がるときに無理強いするのではなく、嫌がる原因を探って解決することが、子どもに上手に薬を飲ませたり、吸入させたりする第一歩になります。