WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

小児ぜん息すこやかライフNo.51 2018年3月発行

特集

小児ぜん息の最新ガイドラインから自己管理のヒントを学ぼう-「コントロール良好」を目指して-

小児ぜん息の診断、治療の指針となる「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン」(以下ガイドライン)が、6年ぶりに改訂されました。

ガイドラインは、医療者が診断や治療の参考にするものですが、適切な治療のためには、患者さん自身がぜん息に対して正しい知識をもち、理解する必要があります。

そこで今回は、日本小児アレルギー学会理事長の国立病院機構三重病院 院長 藤澤 隆夫先生に、最新のガイドラインをもとに、患者さんに知っておいてほしい情報や、実践してほしい自己管理についてお話をうかがいました。

より詳しくは、次のメニューからご覧ください

お話をうかがった先生

独立行政法人国立病院機構三重病院 院長 藤澤 隆夫(ふじさわ・たかお)先生

藤澤隆夫先生

プロフィール

1980年、三重大学医学部卒業。同小児科入局。1986-88年、アメリカのメイヨクリニック留学、好酸球の基礎研究に携わる。帰国後、小児アレルギー疾患の診療と臨床研究を行う。2014年から日本小児アレルギー学会理事長

読者へのメッセージ

ぜん息の治療の主役は患者さんです。医師は科学的なエビデンスにもとづいて書かれたガイドラインをもとに、どのように治療していけばいいのか、患者さんに提案しますが、患者さん自身が自分の症状を医師に正しく伝えて、わからないことがあればきちんと聞いて、しっかり納得してから、治療をはじめることが大切です。ぜん息の治療薬の中心は吸入ステロイド薬ですが、正しい方法で、毎日続けることが「カギ」になりますので、今回の特集の記事を参考にしてください。

すべてのぜん息の子どもたちが、コントロール良好を達成して、元気で活発な生活を送れるように応援します。

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