ぜんそくは、お医者さんやおうちの人任せでは、なかなか治らない病気だよ。 まず大事なのが、自分の病気の状態を自分で正しく知ること。そうすれば、発作が起きないようにたいさくを立てることができる。お医者さんに自分の病気のことを正しく伝えることもできるよ。 ここでは、今の自分のぜんそくの状態を知る方法を学ぼうね。
ぜんそく日誌をつけることで、発作が起きた時の天気や、どんな時、どんな行動をした時に、どのくらいの発作が起きるのかがわかってくる。そうすれば、自分でたいさくを考えることもできるし、お医者さんに見せれば、きみの今の状態に合った薬やちりょう法を選んでもらえるよ。
自分で調子がいいと思っても、気道の状態が悪くなっていることがある。そんな時でもピークフローメーターは、きみの気道の状態を正しく測ってくれるんだ。
ぜんそく日誌やピークフローメーターを使わなくても、きみがきちんとコントロールできているかどうかを知ることができるテストだよ。お医者さんといっしょに答えてみよう。
発作が起きた時に、どんな行動をするかを前もって決めておくためのシートがアクションプランシートだ。ピークフローメーターの数字を見せて、お医者さんに作ってもらおう。