
すこやかライフNo.42 2013年9月発行
現場レポート:長崎県県北地域におけるCOPD対策事業 地域住民を対象としたCOPDの早期発見・治療への取り組み
そこで対策委員会では、継続的かつ早期にCOPD患者を発見できるように、地域のかかりつけ医に、問診用のCOPD質問票(図3参照)を設置し、他の疾患で受診された方でも、労作時の息切れや喫煙歴などがあれば、この質問票を使って問診してもらうことにしました。
質問票で合計点が17ポイント以上の場合はCOPDのおそれがあるため、かかりつけ医から専門的な医療機関に紹介し、確定診断や治療につながるようにしたのです。