WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

すこやかライフNo.42 2013年9月発行

COPD現場レポート:長崎県県北地域におけるCOPD対策事業 地域住民を対象としたCOPDの早期発見・治療への取り組み

COPDの課題は早期発見・治療

治療患者数 26.6万人 厚生労働省患者調査(2011) 推計患者数530万人 NICEスタディ(2001)

現在、日本のCOPD患者数は530万人に上ると推定されていますが、実際に治療を受けている患者は26.6万人で、多くの人が診断されておらず、十分な治療を受けていないのが現状です。

すでにCOPDの治療を受けている患者にしても、その多くは強い息切れなどの自覚症状が出てから受診しています。そのため、症状が進行しており、治療効果が乏しく、日常生活に困難を来すなどの問題が見られています。

COPDは早期に発見・治療することで、進行を遅らせ、予後を改善することが可能な病気です。


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