すこやかライフNo.52 2018年9月発行
特集:COPDの息切れを楽にするために 日常生活の中で「動くこと」を続けましょう
日常生活の中で「動くこと」を続けるための3つの工夫
②苦しくなりやすい動作に対処する
日常のさまざまな動作を、息切れしない程度の楽な動作に変えることで、「動くこと」の継続につながります。とくに腕を上げたり、前かがみになる動作は、息切れしやすいため、工夫が必要です。自分が息切れしやすい動作を思い出して、どうしたら楽にできるようになるか、下記を参考に工夫してみましょう。
ただし、息切れを感じたら、無理せず動作を休止しましょう。
(注意)どんな動作をするときも、以下のことを心がけましょう。
- 動作の前に呼吸を整える
- 動作は口すぼめ呼吸で息を吐きながら、ゆっくり行う
- 息を止めないよう、呼吸を意識する
- 苦しくなる前に休む
腕を上げる動作を避けるために
前かがみの動作を避けるために
- 日常生活の中で「動くこと」を続けるための3つの工夫 ②苦しくなりやすい動作に対処する
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