
全身にさまざまな病気を引き起こす可能性があります。
COPD は肺の病気ですが、肺ばかりでなく、虚血性心疾患や骨粗鬆症、糖尿病など全身にさまざまな病気を引き起こします。
同じ量のたばこを吸っていても、COPDの人はそうでない人に比べ、約10 倍肺がんになりやすいといわれています。
COPDの治療が不十分だと他の病気も悪化しやすく、他の病気の治療が不十分だと、COPDの管理が難しくなります。COPDは進行する前に発見し、他の病気のコントロールもしっかりすることが大切です。
COPDは全身の病気
COPDと肺がんの早期発見
COPD は肺がんになる可能性が高いと考えられています。COPD の進行や肺がんの発症を防ぐためにも、まず禁煙することが重要ですが、加えて、COPD では、胸部X 線写真や胸部CT 検査などを受けて、肺がんの発症がないかを定期的にチェックすることが重要です。