息切れがすると体を動かすのがおっくうになりますが、体を動かさないと筋肉が弱ってさらに動かなくなり、結果としていっそう息切れが強くなるという悪循環に陥りがちです。ムリのない範囲で体を動かして体力をつけ、悪循環を改善することが大切です。
COPDの息切れの悪循環と運動の効果
歩くことは安全で効果的な運動です。まずは歩行トレーニングからスタートし、運動の種類を増やしていきましょう。息切れが強い場合は呼吸訓練やストレッチなどの基礎的なトレーニング、症状が軽い場合には全身の持久力や筋力アップのためのトレーニングを加えていきます。
体を動かすことは運動に限ったことではありません。家事などで体を動かして日常生活を活動的におこなうことも息切れの改善につながり、体調を改善します。日常生活の中で積極的に体を動かすようにしましょう。