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第15回 持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP2023)

地球環境問題の解決は、常にスケールの大きな取り組みになります。その取り組みを促進し、かつ、進捗状況を測るために、持続可能な開発目標(SDGs)などが立てられていますが、全体的に、遅れが目立つと指摘されています。
世界で最も人口の多い地域であるアジアで、取り組みを迅速化するために、「持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム2023」(ISAP2023)の全体会合が、2023年12月19日(火)に開催されます(公益財団法人 地球環境戦略研究機関主催)。

ERCAでは、全体会合後に開催される「After ISAP」において、世界的に環境中の濃度が高くなってきている水銀の問題に焦点をあて、水俣病に関する日本の知見を提示しながら、発効後6年が経過した水俣条約の有効性やASGM(小規模金採掘)に伴う水銀汚染問題などについて議論する会合を設定しました。

本テーマに関心のある皆さまは、ぜひご参加ください。
基本言語は英語ですので、国内外からの参加者を歓迎いたします。通訳を立てますので、日本語での参加も可能です。

「水俣条約発効後の成果と課題および途上国における水銀管理を考える」


プログラム

水俣条約発効後の成果と課題および途上国における水銀管理を考える
/Reflections on the Minamata Convention on Mercury: Towards Mercury Management in the Global South

■開会
10:00~10:05 開会挨拶
田中良典(環境再生保全機構理事)
■講演
10:05~10:20 講演1
高岡昌輝(京都大学)
水銀問題の過去、現在、未来 /Past, present, and future of Mercury Problem
10:20~10:35 講演2
中島謙一(国立環境研究所)
水銀:使用、貿易、そして、人為的排出 /Mercury legacy: use, trade, and anthropogenic emission
10:35~10:50 講演3
中澤 暦(富山県立大)
パッシブサンプラーを用いた小規模金採掘地域の大気中水銀濃度の平面分布の評価 /Distribution of atmospheric mercury concentration observed at Artisanal Small-scale Gold Mining Area
■パネルディスカッション
10:50~11:12 質疑応答・討論
高岡 昌輝(京都大学)、中島 謙一(国立環境研究所)、中澤 暦(富山県立大)
モデレーター:小山次朗(ERCAプログラムオフィサー)
■閉会
11:12~11:15 まとめ・閉会

お問い合わせ

(独)環境再生保全機構 環境研究総合推進部
Tel:044-520-9509
E-mail:erca-suishinhi@erca.go.jp

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