- 概要
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原子精度にてサイズが正確な金属ナノクラスター(NC)は、構成原子数、結晶構造、合金化などの様々な因子を精密に制御可能なため、触媒として広く応用が進んでいる。しかし、多くの金属NCでは、その表面はすべて配位子によって完全に覆われており、活性点となる金属原子表面が露出していないため、更なる高機能化が困難になっている。
本研究では、ほぼ同一の幾何構造を有するCu14 NCにおいて、用いるチオラート配位子の違いのみでCuサイトの露出を制御できることを見出した。その結果、露出したCuサイトを有するCu14 NCが電気化学硝酸イオン還元反応に対して、著しく高いアンモニア(NH3)選択性およびNH3生成速度を示すことを明らかにした。
これらの知見は、全体の幾何構造だけではなく、反応活性点の原子精度制御が高選択高活性な触媒反応に重要であることを明らかにしており、今後様々な金属NC触媒の創製に大きく役立つだろう。
| 開催日 公開日 |
2025年12月11日(木) |
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| 代表発表者 主催 |
東北大学 多元物質科学研究所 川脇 徳久 |
| 研究代表者名 | 東北大学 多元物質科学研究所 川脇 徳久 |
| 課題名 | 廃水中の硝酸イオンの電気/光電気還元による高選択的なアンモニア製造 |
| URL | (日本語) https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20251211_ion/ (英語) https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/en/news_press/20251211_ion/ |





