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サーキュラーエコノミーEXPO

持続可能な社会を構築するには、環境研究・技術開発を促進し、環境問題の解決策を見出すとともに、その社会実装が必要となってきます。ERCAでは、循環型経済・サステナブル経営を実現したい企業の経営者、幹部、経営企画、設計・製造部門などが来場する商談展である「サーキュラーエコノミーEXPO」に出展し、環境研究総合推進費の研究成果とSIP「サーキュラーエコノミーシステムの構築」の取り組みを紹介します。関心を寄せる企業関係者等とのマッチングを図ります。
 推進費事業からは、レアメタルのリサイクルに関して、社会実装を目指す3つの研究・技術開発を展示いたします。資源としての希少性と需要の高まりから、注目を集めるレアメタルですが、環境に配慮した最新のリサイクル技術に触れることができます。各研究課題から研究者が来場し、ミニセミナーを実施します。ご希望があれば、研究者との面談もできます。
 また、社会に不可欠で、日本の経済・産業競争力にとって重要な課題に、府省連携で分野横断的に取り組む事業としてSIP事業からは、プラスチックの資源循環をテーマに展示いたします。

研究課題の紹介

推進費の3課題 SIP第3期課題
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©後藤雅宏(九州大学)
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©渡邉賢(東北大学)
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©近藤勝義(大阪大学)、坪川 翼(武生特殊鋼材株式会社)
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★環境負荷の大きな酸や有機溶媒を使用しないレアメタルのリサイクル技術を実現。分子設計することで、様々なレアメタル、金属に応用可能です。 ★資源循環を目指して、木質バイオマスから、リチウムイオンバッテリーの負極材を作ることに成功。また、地域でリサイクルが完結する仕組みを提唱しています。 ★高級金属であるチタンを環境に配慮した方法で、安価に作る方法を開発しました。これまで捨てられていたチタンの廃材を、高強度かつ低コストで再生させる技術です。 ★第3期SIPであるサーキュラーエコノミー(CE)プログラムでは、デジタル化(プラスチック情報流通プラットフォーム)、再生材高品質化(再生材データバンク+MI)、欧州規制への対応、TNFD対応などにより、高度なプラ資源循環型社会システムの構築を目指します。
九州大学・後藤雅宏教授【3-2302】
酸や有機溶媒を使用しない、環境調和型レアメタルリサイクル技術を開発
(詳細はこちら)
(PDF、1.86MB)
東北大学・渡邉 賢教授【3CN-2204】
「再生×循環×地域」で、カーボンニュートラルなリチウムイオンバッテリー(LIB)のリサイクルを実現
(詳細はこちら)
(PDF、1.35MB)
大阪大学・近藤勝義教授【3G-2102】
廃材利用でチタン製品を安く、もっと身近に -可能にしたのは「鉄」と「水素」
(詳細はこちら)
(PDF、1.32MB)
サーキュラーエコノミーシステムの構築

環境研究総合推進費

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