概要:平成30年8月10日~12日 2泊3日
参加高校:愛知県立佐屋高等学校 羽ばたけコールダック農法研究班
訪問地域:北海道 千歳市、苫小牧市
運営委託:いぶり自然学校(代表 上田氏)
平成30年2月に開催した第3回全国ユース環境活動発表大会において、「環境再生保全機構 理事長賞」を受賞された愛知県立佐屋高等学校「羽ばたけコールダック農法研究班」の生徒と先生が、国内環境研修として北海道を訪れました。
新千歳空港に到着!皆さん北海道は初めてだったようです。
SUP(スタンドアップパドルボード)に挑戦!
途中で若干の小雨にも降られたものの、ベテラン指導員のレクチャーを受け、20度前後の涼しい気温の中、水鳥の観察をしながらゆっくりと北海道の自然を体験できました。
SUPは、最初は恐る恐るのチャレンジでしたが、皆さんすぐにボードの上に立てるようになりました。
不安定なSUPの上で余裕のポーズ。引率の先生と同行した機構職員は安全なカヌーでした。
生徒4人で、千歳市内で自然農法(無農薬、無肥料など、自然に限りなく近い環境で農作物を生産する)を実践する「ありがとうファーム」で民泊させていただきました。2日目は朝から生徒たちが普段着用している作業服に着替えて、農業のお手伝い。さすが日ごろから農業に取り組んでいる生徒たち、予定していた作業をしっかりとやり遂げました。
ハウスの中の「踏み込み温床」の片付け。大人でも大変な作業です。
薪割りのお手伝い。見事に一刀両断!(同行した機構職員はこっそり失敗しました)
2日目の夜は自然体験宿泊施設「イコロの森」で夕飯作りをしました。
メニューの考案から調理までを自分たちで分担して実施。石狩鍋と鹿肉のステーキ・ハンバーグという、まさに「北海道を食べつくす」料理が完成しました。
普段から料理をする生徒もしない生徒も、力を合わせて料理!
野外の薪ストーブで焼いた鹿肉を食べました。大好評でした!
最終日、研修最後のプログラムは、この3日間で学んだこと、今後のアクションプランを発表しました。会場には1泊目にお世話になったありがとうファームの荒夫妻も駆けつけてくださり、発表後に感想やコメントをいただきました。
さすが理事長賞を受賞した生徒たち。一晩で準備したとは思えない発表内容。
お世話になった皆さんと。
短い期間ではありましたが、北海道という大地と、そこで暮らす人々から多くのことを学ぶことができた3日間になりました。この体験を、参加生徒の皆さんの今後の環境活動、そしてそれぞれの人生に、活かしてほしいと思います。
愛知県立佐屋高等学校「羽ばたけコールダック農法研究班」の皆さん、ご参加ありがとうございました!!