機地球環境基金とは

基金創設のあゆみ・目的

環境問題に一人ひとりが取り組めるように。

今、地球上では二酸化炭素による地球温暖化、フロンガスによるオゾン層の破壊、熱帯林の減少や砂漠化の進行といった問題が深刻化しています。豊かさ、便利さを求めた私たちの経済社会の生産活動や日頃の行動が、知らないうちにごく身近な環境に影響を与え、ひいては地球規模の環境にまで影響を及ぼしています。このような地球環境問題に対処していくためには、国、自治体、事業者、民間団体(NGO・NPO)等がそれぞれの役割を分担しながら、行動していく必要があります。

こうした状況の中で、民間団体の役割がますます注目されるようになってきました。民間団体の活動は自主性、非営利性を旨とし、問題が生じればすぐに行動に移す機敏性、国境を越えて行動する柔軟性、地元のニーズに基づいて行動する地域密着性などの優れた点を有しています。

このため、国境を越えた地球環境問題への対応、災害に伴う環境汚染への対応、市民一人一人の努力を効果的に環境保全に結びつけていく活動など、多くの場面で民間団体の活動が役立っています。その反面、特に日本においては、財源不足、人材不足、脆弱な組織力等が民間団体の問題点となっており、民間団体の特長が十分に活かされていない状況にあります。

1992年6月、ブラジルのリオデジャネイロにおいて「環境と開発に関する国連会議」(地球サミット)が開催されました。この会議には「地球サミット」の名のとおり、世界中のほとんどの国(180ヶ国)が参加し、約100ヶ国の元首・首脳、約10,000名に及ぶ政府代表者が出席する大規模な会議となりました。この会議上、我が国政府は民間の環境保全活動に対し、資金的支援の仕組みを整備することを表明しました。

これらの流れを受けて、当時の環境庁が中心となり、民間団体による環境保全活動を支援するため、1993年5月、国と民間の拠出による『地球環境基金』が創設されました。

このページの先頭へ