助成活動の紹介
NPO法人生ごみリサイクル全国ネットワーク
活動地域: 日本
通気式保管容器「生ごみカラット」を使用した地球温暖化対策
全国交流会風景(参加者延べ2038名)(写真左)
自治体での出前講座 生ごみリサイクルと「生ごみカラット」の説明(写真右)
生ごみは農耕地土壌保全のため必須の資源。家庭生ごみは保管中に腐敗しがち。腐敗した生ごみから良い堆肥は生産できない。生ごみ腐敗の主因は水分過多と酸素欠乏。単なる水切りでなく細胞内水分まで減量した生ごみは、腐敗せず最良の堆肥原料となる。焼却する場合も、水分の多い生ごみ焼却は水を燃やすに等しく大量のエネギーを消費、排ガス(水蒸気)の有害物質除去処理、白煙防止等にもエネルギーを消費し効率の低い廃棄物発電となるため、風乾で生ごみ含有の水分を減らしておくことは省エネ、CO2削減に繋がる極めて効果的な温暖化対策となる。当会は、専用の通気式保管容器「生ごみカラット」を開発し、「生ごみからの水分減量」の活動を進めてきました。
今回の事業では、この活動を市町村に広げるため、温室効果ガス削減効果を定量化するとともに、市町村への普及を図るための調査やタイアップ事業、半乾燥生ごみの有効活用法の検討を予定しています。
「生ごみカラット」への生ごみ投入
新聞を敷いた上に生ごみを投入
「生ごみカラット」の置き場所
高いところに置くと生ごみの乾燥が早い。
当ネットワークは、生態系循環に沿った、信頼に裏打ちされた真の循環型社会の創出をめざし全国交流会やフォーラム、学習会、今回の事業等で生ごみリサイクル運動のゆるやかな連帯を進めます。
科学的根拠に基づく衛生的な生ごみの処理・資源化の実践を通し、資源やエネルギーの浪費をしない賢い生活者の育成と人類とすべての生き物の健康を確保できる生態系循環の中で営まれる科学的な農業の発展をめざしています。
団体所在地:東京都千代田区神田三崎町3-1-5
03-3483-3761
URL:http://www.namagomi-rz.sakura.ne.jp/
2020年度
2019年度
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