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全国ユース環境ネットワーク Japan Environmental Youth Network

大阪・関西万博ジュニアSDGsキャンプイベントを開催しました!

写真:集合写真

全国ユース環境ネットワーク事務局は、持続可能な社会の実現において重要な役割を担うユース世代の環境活動を促進するための事業の一環として、全国各地で研修やセミナーを開催しています。

今回のイベントでは、「第10回 全国ユース環境活動発表大会(全国大会)」で「環境大臣賞」「環境再生保全機構理事長賞」「国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞」を受賞した3校の高校生と環境活動を行っている大学生たちが参加しました。高校生は環境活動を発表したあと、大学生と一緒に持続可能な社会についてディスカッションを行いました。

実施概要
日時 令和7年6月8日(日)
場所 大阪・関西万博 サステナドーム
主催 独立行政法人環境再生保全機構 全国ユース環境ネットワーク事務局
参加高校 徳島県立小松島西高等学校 TOKUSHIMA雪花菜工房 × 藻藍部
宮城県農業高等学校 Re:温故知新
北海道岩見沢農業高等学校 自然エネルギー班

プログラム


~高校生による環境活動発表~
 徳島県立小松島西高等学校 TOKUSHIMA雪花菜工房 × 藻藍部では、藻場が海水温の上昇によって減少し、海の生態系や漁業に影響が出ている現状に着目。減少の一因である未利用魚を活用した商品開発や、海藻用の肥料開発など藻場の再生を目指したプロジェクトについて発表しました。

写真:2.徳島県立小松島西高等学校


宮城県農業高等学校 Re:温故知新では、田んぼに肥料をまき忘れてしまうという大失敗をきっかけに、肥料を減らしても健康に育つ栽培方法や新しい肥料の開発に挑戦。環境にやさしく、持続可能な農業の実現を目指した研究活動を発表しました。

写真:3.宮城県農業高等学校


北海道岩見沢農業高等学校 自然エネルギー班では処理方法に課題のある「雪」と「もみがら」を有効活用し、環境に配慮しながら農家の所得向上も期待できる、循環型農業の実現に向けた取り組みを発表しました。

写真:4.北海道岩見沢農業高等学校


ディスカッションでは「厄介なものから逃げず、古きものにも学びながら、持続可能な循環をつくっていく上で欠かせないことってなに?」をテーマに大学生と熱心に話し合いました。高校生からは「私たちの活動をもとに大学生の方々から貴重な意見や質問をいただき、今後の課題も明確になったのでこれからの活動に活かしていきたいです」、「自分たちの活動が、こうして多くの方々とつながり、さらに広がっていく可能性を実感し、胸が熱くなりました」といった感想がありました。

写真:5.交流会


ご参加いただいた高校生の皆さん、大学生の皆さん、ありがとうございました!
「全国ユース環境ネットワーク」は、今後も環境活動に取り組むユース世代を応援してまいります。

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