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A3-02 低環境負荷プラスチック資源循環システム構築のための環境影響評価手法の開発

研究開発責任者

玄地 裕(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

研究開発概要

本研究開発では、共有情報として重要である環境情報と安全情報に着目し、モデル自治体における実証試験を利用した、回収プラスチックの特性やリサイクルプロセスに関する情報収集を通じて、 PLA-NETJ(Plastic Networking for Environmental Transformation Japan)に搭載する安全情報の検討・整理を行うとともに、サプライチェーン全体におけるカーボンフットプリント(CFP)の算定方法を立案する。

進捗・成果

モデル自治体を対象に、プラスチック循環システムが導入された場合のライフサイクル評価を実施し、ボトルネックやホットスポットなどの抽出結果から、コスト及び環境負荷を最小化する PLA-NETJ に必要なシステム提案を行うとともに、PLA-NETJ に載せる安全性情報の検討・整理を行っている。

サプライチェーン全体における環境負荷の定量化と、カーボンフットプリントの算定方法の立案、安全性評価ガイダンスの作成を行い、情報流通プラットフォームに搭載。

図1. 研究開発の概要