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A1-01 循環市場拡大に資するプラスチック情報流通プラットフォームの研究開発

研究開発責任者

撫佐 昭裕(日本電気株式会社)

研究開発概要

本研究開発は、プラスチックの再生材における材料製造、製品製造、回収、分別等のリサイクルの流れを管理・可視化するプラスチック情報流通プラットフォーム(PLA-NETJ)を開発するものである。このPLA-NETJでは、プラスチックの再生材の由来からその利用までを企業間のデータを通してプラスチックの再利用を可視化し、トレースすることを目的としたシステムである。

中間目標として、EUにおけるELV規則への対応を第一優先として、本SIP課題に参加している企業の協力のもとPLA-NETJ Minimum Viable Product(MVP)を用いて、再生材プラスチックのトレーサビリティの機能を実証し、X to Carにおけるプラスチック素材の管理・可視化へ繋げる。また、国内外のデータスペースとの連携においても検討を進めていく。最終目標として、PLA-NETJ Minimum Marketable Product(MMP)を開発して、動脈・静脈の流れについてトレーサビリティの有効性を実証し、またプラスチック以外の産業にも活用できることを示していく。

進捗・成果

2023年度から設計・開発を行ってきたPLA-NETJ MVPの開発を完了し、PLA-NETJ MMPの開発を開始した。MMPはデータの自己主権を確保した分散管理機能を導入したシステムであり、データを社内だけに保管し機密性を高めたり、または従来のPLA-NETJ MVP(中央集権型)のようにクラウド上にデータを保管することもでき、システム運用の柔軟性を向上させている。表1に従来の中央集権型のシステムとの比較を示した。

表1 中央集権型と分散管理型の比較

中央集権型と分散管理型の比較をデータ保管、機密情報、システム拡張性の視点でまとめた表。

また、2025年度は、2024年度から継続してELV規則への対応を念頭に置いて、リサイクラ、コンパウンダ、Tier1等19社が参加する実証実験を実施し、企業間で再生材を追跡できることを確認した。図1がPLA-NETJへ登録したデータ項目である。また、図2がPLA-NETJの画面であり、企業間で再生材をトレースできることを示している。

PLA-NETJの登録項目案をまとめた表

図1 PLA-NETJの登録項目(案)

PLA-NETJ画面の最終イメージのスクリーンキャプチャ画像。

図2 PLA-NETJの画面(最終イメージ)

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