B2-01 プラスチックの高品質化・輸送ルートの高効率化と生活者のマインド・行動変容に向けた実証
共同機関
株式会社良品計画
研究開発概要
本研究開発は、店舗起点のプラスチック回収モデルを基盤とし、これを他事業者と共同で運用可能なスキームへ拡張することで、高品質かつ低コストな再生資源の安定供給を実現することを目的とする。
対象素材は主にPPを中心としつつ、PS・PETを含めた複数素材に対して回収・再生・製品適用の一体設計を行う。また、規制化学物質管理ガイドラインを策定し、安全性を担保した再生材の実用化を図る。
さらに、生活者の資源循環行動を促進するため、ワークショップや店舗施策を通じた意識・行動変容の検証を実施し、社会的受容性の向上と循環型社会の実現に資する。
進捗・成果
- 回収モデルの拡張
- 自社店頭回収に加え、自治体および他社との共同回収実証の検討
- 他社製品を含む回収においても、PP中心に高品質な再生材確保の見通しを確認
- 再生材適用の制度化
- 再生材適用時の化学物質管理ガイドラインを策定し化学試験を実施
- 国内外リサイクラーからの再生材調達および品質判断基準を整備し、試験運用開始
- 社会実装および受容性検証
- 体験型ワークショップを複数店舗で展開し、再生材への受容性・行動意欲を取得
- 消費者行動データ(価格志向、利便性志向等)を取得し、施策設計の基盤を構築
- 技術・事業性進展
- 回収→再生→製品化の一連プロセスを成立
- 再生コストが新材比で低減可能な水準を確認
課題
- 回収量拡大の停滞と認知導線の最適化
- 異物混入および選別コスト
- 化学試験コストの増大
- 行動変容効果の定量評価手法の未確立

