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C1-08 車両外装樹脂部品への市場再生材の活用

研究開発責任者

薩川 勲(ユニプレス株式会社)

研究開発概要

ELV規則案※1への対応実現に向け、本SIP参画機関が製造した市場再生材を用いた自動車外装部品開発を実施し、一般的な射出成形だけに留まらず、当社独自の樹脂プレス成形(USM工法※2・USS工法※3)を適用させる事で、幅広い再生材の適用化を図り再生材利用率の向上に貢献する。

※1 End-of-Life Vehicles規則案:使用済み自動車の廃棄やリサイクルに関するEUの規則
※2 Unipres Stamping Molding工法の略
※3 Unipres Sheet Stamping工法の略

材料を溶かしてシート状に伸ばし、連続してプレス成形する独自工法であるUSS工法の概要図

図1. 樹脂プレス成形概要(USS工法)

溶かした樹脂を金型上に置いて、プレス成形するUSM工法の概要図

図1. 樹脂プレス成形概要(USM工法)

進捗・成果

本事業の核心となる再生材料の社会実装に向けた活用検証を重点的に遂行した。具体的には、本研究が求める技術仕様に合致する4社の再生材料を選定・採用し、自動車用外装部品「アンダーカバー」を対象としたUSM工法を用いた試作成形トライ及び品質・性能評価を実施した。

選定した全4社の再生材料(PCR※4比率25~50%)において、現行の量産製品で使用している金型を転用した成形を実施した結果、成形性については量産条件にて成形可能と確認ができた。他方で製品の品質評価については、臭気や外観については量産部品同等である一方で、寸法精度で一部規格を満足しない部位も見られたことから、材料収縮率等の合わせこみが課題であると考察する。

また、製品単品の性能試験については、完成車メーカー(OEM※5)が規定する試験規格に準拠した評価項目を策定・実施した結果、量産品同等の性能を満足することが確認できた。

※4 Post Consumer Recycled:使用済みプラスチックのリサイクル
※5 Original Equipment Manufacturer の略

再生材適用検討部品が車のどこに位置するかを示した図。

図2. 再生材適用検討部品概要

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