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C1-02 一般消費プラスチックを活用した自動車グレードの開発

共同機関

いその株式会社

研究開発概要

実施内容:SIPラボの設置・運用、高性能トレーサー開発、再生材へのデータ
 駆動科学(インフォマティックス)適用、自動車向け高品質再生材開発

「サーキュラーエコノミーシステムの構築」においては、ELV(End of Life Vehicles)規則案対応のため、自動車部品用途プラスチック再生材の高品質、安定供給が可能なリサイクルシステムの構築のために、一般消費材(非容リ、硬質プラ)から自動車向け再生プラスチックを生み出すモデル(X to Carモデル)の構築を目指して、自動車に適応できる高品質な再生プラスチック材の配合検証を行う。

進捗・成果

(一社)日本自動車工業会より開示された自動車内外装規格「汎用PP」「複合強化PP」の物性を狙い、ELV規則案でのPCR使用率25%を用いた材料設計を進めた。

※Post Consumer Recycled(消費後にリサイクルされたプラスチック)

使用した再生材としては、医療系由来、衣装ケース、コンタクトレンズ由来などを用い、各Tier1との打ち合わせを行いながら部品に適合できるように検証及び試作材を作製した。

衣装ケース、コンタクトレンズ、食品容器由来のPCR再生材について、物性測定実績をまとめた評価表

成果として、目標物性に対しての材料設計も非常に重要であるが、回収されるPCR再生原料の材料特性が最終製品の物性(その他の要求)に対してどれくらい適正であるかを見極めることがポイントであり、材料設計での原材料物性バラツキ、異物類の混入、添加剤の使用歴など、自動車のどの部品へ適用されるのかなど、Tier1と情報を共有することが非常に重要である。

また、部品性能を満たす上において、PCR原料の安定的な回収・物性バラツキ、規格を満たすための原料コストUPなど品質・量・価格のバランスが非常に難しい。

そのため、カーメーカー側において自動車最終製品への「再生材グレード使いこなし」も含め検討していただき、マテリアルリサイクルのさらなる推進につながる提案を進める。

衣装ケース由来PCR再生材について、Tier1各社の物性要求値との適合性を評価した結果をまとめた表

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