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容器包装由来再生樹脂の家電適応実証

代表機関

パナソニックホールディングス株式会社

共同機関

パナソニック株式会社

研究開発概要

当社グループでは、「商品から商品へ」をコンセプトに、使い終わった商品から取り出した資源を活用するプラスチック循環の取り組みを推進してきた(図1)。

使用済み家電製品からプラスチックを取り出し、異物除去後、強度、寿命を回復させたプラスチックを商品に活用する流れを示した図

図1 パナソニックグループの樹脂循環取り組みの流れ

更なる資源循環への拡大に向けて、リサイクルの重点分野である容器・包装等の再生プラスチックに着目した。容器・包装等ではプラスチックの使用量が多く、寿命も短いため、多くの廃プラスチックが排出されている。そこで、本SIPプログラムを通じて、新たなリサイクルモデル「容器包装 to 家電」の社会実装を目指す。ただし、容器包装の再生プラスチックは、家電由来と比較して、異物混入や多層構造、着色、匂いなど、性能面での工夫が必要であり、その特性も安定しにくい傾向がある。

そこで、下記の3点の評価・検証を通じて、「容器包装 to 家電」の社会実装に向けて課題解決に取り組む。
取組み〔1〕 物性特性評価(材料組成、特性、匂い成分、外観などの評価)
取組み〔2〕 改質処方の開発(家電製品に適用可能な改質処方の開発)
取組み〔3〕 家電製品への適用(家電製品部品における成形性等の生産プロセス評価、品質評価)

2026年度は、昨年度の取組み〔1〕で把握した容器包装の再生プラスチックの基本特性を基に、取組み〔2〕を実施する。具体的には、家電製品に適用可能な改質処方(添加剤、他プラスチックの配合)をマテリアルインフォマティクス等のデジタル活用することで、最適な改質処方を探索する。

2023年度~2025年度の研究開発概要はこちら