環境試験・診断・トレーサー技術の確立と産業応用のためのデジタル解析基盤の構築
共同機関
三井化学株式会社、株式会社三井化学分析センター、株式会社プライムポリマー
研究開発概要
再生ポリプロピレン(PP)の自動車部品への適用拡大に資することを目的として、前年度までに得られた評価結果を踏まえ、材料設計の高度化、耐久性向上策の検証及び実用化に向けた適用検討に関する研究開発を推進する。具体的には、再生PPに安定剤効果の確認及び評価系の確立を進めるとともに、再生PPの寿命及び耐久性の把握を継続して行う。
また、プライムポリマーにおいては、製造コストを考慮した処方案の確立を進め、自動車メーカー及びTier1からの要求事項を反映した材料設計を実施する。
さらに、三井化学と三井化学分析センターにて、添加剤を付与した再生材及び再生PPコンパウンド材について、耐熱性、耐光性及び耐候性試験並びに各種物性評価を実施し、添加剤による性能向上効果の検証を行う。加えて、回収再生材及びコンパウンド材の分析、樹脂-異種材料界面における構造・組成評価、異種材料との親和性及び混和性評価、微小粒子圧壊力測定等を通じて、材料特性に影響を及ぼす因子の把握を進める。
あわせて、異物除去及び異物分析手法、臭気除去及び臭気分析手法の確立並びに化学物質・安全性調査等の協働テーマにも取り組み、再生PPの自動車用途展開に必要な総合的技術基盤の構築を推進する。

